皆さん、確定申告はもう済ませましたか?
私もこのブログで、ちょっとだけ広告収入があるんですよね。
なので、毎年会場まで申告しに行ってるんですよ。
でも、初めての時って、何をどうすればいいか全く分からないですよね。(自分もそうでした^^;)
というわけで、確定申告のやり方についてちょっと調べてみました。
興味のある方は、ご覧ください!
確定申告(かくていしんこく)とは?
確定申告とは、その年の1月1日から12月31日までを課税期間として、期間内の収入・支出から所得を計算した申告書を税務署に提出し、納付すべき所得税額を確定することになります。
確定申告が必要な人は?
基本的には、副業なら20万以上、専業なら38万以上の所得がある場合、確定申告が必要になります。
(所得とは、売上から経費を差し引いたもの)
平成30年分の確定申告はいつまで?
平成30年分の確定申告の期限は以下のようになります。
所得税および復興特別所得税・贈与税 3月15日まで
個人事業者の消費税および地方消費税 4月1日まで
確定申告をしないとどうなる?期限が過ぎた場合は?
期限を過ぎて申告した場合は、期限後申告になります。
税務署から指摘され申告した場合、本来支払うべき税額の15%増しの金額が徴収されます。
税額が50万円以上の時は20%増しになります。
自主的に申告した場合は、5%増しに軽減されます。
期限が過ぎて1ヶ月以内(4月15日まで)に自主的に申告し、申告日に納税すれば追徴課税は免れる事ができます。
期限内に申告できなかったのであれば、最寄りの税務署に相談してみてはいかがでしょうか?
白色申告と青色申告の違いは?
まず初めに、白色申告と青色申告の違いを説明しますね。
ざっくりいうと、白色申告よりも青色申告の方が節税効果が高いんですよね。
だけども、白色より細かく記帳する必要があるため敷居が高いと・・・
青色申告だと、無条件で65万円が控除されるんですよ。
ちなみに、控除ってのは差し引くっていう意味です。
所得税は所得の額によって決まるので、65万円差し引かれたら、取られる税金も当然少なくなりますよね?
あとは、経費に認められるものが増えるってところかな。
まあ、このページを見てる人は初めての人が多いだろうから、ここでは白色申告のやり方を説明しますね。
白色申告で必要な書類は?
白色申告で必要な書類は、以下のようになります。
棚卸資産の評価方法の届出書は、広告収入のみの場合、提出する必要はないでしょう。
必要なもの
初年度に必要な書類
収支内訳書とは?書き方は?
収支内訳書とは、 1月1日~12月31日まで売上や仕入、経費などの合計がどのくらいであり、最終的な利益を税務署に報告する書類になります。
収支内訳書の項目は?
収支内訳書の項目は、おおまかに売上と費用に分けられます。
それぞれの項目を埋めていき、最終的に所得金額をはじき出すわけですね。
収入・売上
売上(収入)金額・・・その年の売上金額(アフィリエイトでいえば報酬)
売上原価・・・棚卸高、仕入金額など(アフィリエイト収入のみの場合、記入しなくても良い)
経費
通信費・・・サーバー代、プロバイダー料金など
旅費交通費・・・ガソリン代など
地代家賃・・・家賃
図書費・・・アフィリエイトの教材費など
水道光熱費・・・パソコンを使うための電気代など
雑費・・・成果報酬の振込手数料など
売上から費用を差し引いたものが、所得になり、その金額から所得税が決定されるわけですね。
つまり収支内訳書が完成すれば、白色申告は6割方終わったようなものです。
なので、何月にいくら使ったか、いくら収入があったかなどを、エクセルなどに定期的に記録しておくのが重要なんです。
クレジットカードやネット銀行は、取引履歴がパソコンで確認できるのでおすすめです^^
管理人も収支内訳書書いてみた!
屋号は記入しなくても受け取ってくれます。
アフィリエイトの場合、業種名は「広告」で良いでしょう。(せどりの場合は「小売」)
売上(収入)金額の欄は、その年の売上を記入します。
グーグルアドセンス、Amazon、A8netなどのASPから、その年に振り込まれた金額の合計を記入します。
現金でなく、ポイントやギフト券で振り込まれた場合は記入しなくて良いです。
副業での収入が、アフィリエイト収入のみの場合は、売上原価の項目は0になるはずです。
私は昨年まで物販にも手を出していたので、その棚卸し金額が書いてあります。
図書費などの項目は、元々無かったので自分で書き加えました^^
↓2枚目はこんな感じ
「売上金額の明細」の覧には、売上先の住所といくら振り込まれたかを記入します。
この合計額が、1枚目の売上金額と同じにならないといけないわけですね。
2枚目には右側に「仕入れ金額の明細」の覧もあるのですが、アフィリエイトで仕入れする事はまずないので、記入する必要はないでしょう。
確定申告書Bの書き方は?
こちらの書き方は、確定申告の会場で職員に聞いた方が確実です。
確定申告に持っていくものは?
私が確定申告に持っていったものは、以下のようになります。
・「確定申告のお知らせ」のはがき
・給与を貰っている場合は源泉徴収票(会社から毎年12月頃貰えます)
・マイナンバーカード
・前年の申告書の控え
・国民年金保険料控除証明書
・国民健康保険料の納付額を証明できるもの
国民年金保険料控除証明書を紛失した場合は?
国民年金保険料控除証明書を紛失してしまっても、各都道府県にある年金事務所で再発行してもらえますよ。
自分の時は、30分くらいで無料で発行してもらえましたね。
発行するには、身分証明書と基礎年金番号が分かるものが必要になります。
年金手帳と運転免許証だったら、すぐ揃えれると思いますね。
国民健康保険料をいくら払ったか知りたい場合は?
国民健康保険料をいくら払ったか知りたい場合は、市役所に行きましょう。
「確定申告で使うので、国民健康保険料の納付額を知りたい」と言えば、書面で発行してくれると思います。
運転免許証を提示するだけで、無料で発行してもらえましたよ。
あとがき
いかがでしたでしょうか?
確定申告についてまとめると・・・
- 副業なら20万以上、専業なら38万以上の所得があれば申告する必要がある
- 所得税の申告期限は、毎年3月15日<
- 節税効果は青色申告の方が高いが、作成は白色の方が簡単
- 入出金履歴を把握するには、クレジットカードやネットバンクを活用すると良い
- 収支内訳書を記入したら、申告書は会場で作成した方が確実
- 提出する書類は、カラーでなく白黒印刷でもOK
- 国民年金保険料控除証明書は年金事務所で再発行できる
- 国民健康保険料の納付額は市役所で確認できる
といった感じですね!
というわけで、最後までお読みいただきありがとうございました!